アカンサス(国花)

デルフィ

現代のデルフィは、デルポイの遺跡の付近にある集落の名であり、フォキダ県所属の基礎自治体(ディモス)の名でもある。自治体としてのデルフィ市の中心地はアンフィサに置かれている。デルフィ市には、遺跡に興味を持つ観光客以外にも、パルナソス・スキーセンターを訪れるスキー客や、海岸を訪れるリゾート客が訪れる。

アカンサス(国花)

デルフィ遺跡

デルフィ遺跡は、首都アテネから北西へ約180kmのところにある世界遺産です。デルフィ遺跡の中でももっとも有名なのがアポロン神殿。神のお告げを伝える神託所としてはギリシャ最古のアポロン神殿では、「汝自身を知れ」「過ぎたるは及ばざるがごとし」などの格言が刻まれた壁を今も見ることができます。貴重な建造物を数多く残した古代ギリシャの中でも特に重要な場所であったデルフィには、今もどこか畏怖の念を抱かせる神聖な空気が漂っています。周囲にはパルナッソスの険しい山々、目前にはプレイストス河の深い渓谷という環境が、神秘的なムードを一層盛り上げます。 古代世界、デルファイは世界の中心と考えられていました。ここでは神の神託(神のお告げ)が行われ、ギリシャのみならず、広く国外からも巡礼者が訪れていました。 紀元前4世紀に造られた劇場と背後の山です。この劇場は今も時々使われているようです。
デルフィ デルフィ デルフィ

へその石 アテネ人の宝庫(マラトンの戦勝記念) アポロン神殿
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劇場とアポロン神殿
デルフィ デルフィ

デルフィ博物館

デルフィ遺跡からの出土品を中心に展示 へその石」と並んでデルフィ博物館で見逃してはならないのが「ブロンズの御者の像(青銅の御者の像)」、 博物館に入ってすぐの所にある2体のクーロス(青年像)は、人体の美を追求したアルカイック期(紀元前6世紀)の作品です。双子のクレオビスとビトンは、左足を前に出した姿勢、アルカイック・スマイル、頭髪の飾りなどの特徴があります。 アポロ神殿前に立っていた柱の柱頭を飾っていた「三人の踊り子像」(紀元前4世紀)、細かい彫刻がなされ、とても優雅な感じです。 竪琴を弾く音楽の神「アポロン」を描いた盃(紀元前5世紀)、スフィンクスの石像(紀元前6世紀)、獅子の体に鷲の羽根、人間の女の上半身を持つ怪物です。辺りを威圧するように立っていました この博物館の見ものの一つ、世界の中心を示す石、「大地のへそ(オンファロス)」です。白い部分は復元されたところです。
デルフィ デルフィ デルフィ

双子のクレオビスとビトン スフィンクス 竪琴を弾く音楽の神「アポロン」
デルフィ デルフィ デルフィ

青銅の御者の像 三人の踊り子像 大理石のアンティノス像
デルフィ デルフィ デルフィ


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